人生80年、さらには100年時代と言われる現代。50歳を過ぎたら、自分の残りの人生について真剣に考える時期に差し掛かります。
あなたは大切な人とあとどれだけの時間を過ごせるのか、あと何回一緒に食事や旅行に行けるのか?ということを考えたことがありますか?
具体的に数字にしてみると、とても少ないことに結構驚くと思います。
そして、そういったことに向き合うことが、終活に取り組む意味となり、より充実した人生を送るためには必要不可欠なことなのです。
この記事では人生100年時代を迎えた今、後半の人生をどう充実させていくか?未来年表を作ることの意味やメリットについてお話していきます。
まずは50歳を迎えた人が何をあと何回できるのか?について具体的な数字にして見ていきましょう。
50歳を迎えてから何をあと何回できるのか?
50歳を迎えてから、例えば“離れている家族と食事にあと何回行けるのか?”“友人と外食はあと何回行けるのか?”これについて考えたことはありますか?
このことを考えてみた時に、ぼんやりとした回数は思い浮かぶでしょう。
ですが、自分のこれからの生き方を考えるのであれば、はっきりとした数字にしてみることが大切なのです。
もちろん、正確に予想することは難しいですがあなたが50歳を迎えているとして、80歳まで生きると仮定し、ある程度の目安を立てることはできます。
例えば今20歳の人が1週間に1度、毎日やっていることは寿命を80歳と仮定して、あと「3120回」できる計算です。なんだか少ない気がしませんか?。
では、50歳を迎えてからはどうなのでしょうか。
こう考えると、これからの人生を計画的に過ごすことが重要に思えてきますよね。
以下に具体的な数字を記載しますのでご覧ください。
50歳の人が週に1度やっていることは80歳まであと何回できるのか
20歳の人はあと「3120回」できる計算となります。
では50歳はというと…あと「1560回」、55歳なら「1300回」です。
分かってはいたけど、こんなに少ないのか?と感じる回数ではないでしょうか。
50歳の人が1日に数回やることは80歳まであと何回できるのか
1日に数回やることは例えば食事・趣味や習い事の練習・犬の散歩・音楽鑑賞・映画鑑賞などです。
1日に2回犬の散歩に行っていたら50歳~80歳までにあと「21900回」できます。
これが多いか少ないかは判断が難しいかもしれませんが、20歳では「43800回」できる計算となると、ぐっと数字が下がり、何の気なしに行ってたことでもなにか考えさせられるものがあります。
50歳以降、大切な人と食事に行ける回数
もしあなたが今50歳で平均寿命が80歳だったら、残りはわずか30年。 例えばお子さんと離れて住んでいたとして、月1回の食事ならあと360回です。 日数にすると1年も無いということになります。
50歳を迎えてから旅行に行ける回数
あなたが年に1回旅行に行くことができたら、あと何回行けるでしょうか?
これは簡単ですね。平均寿命が80歳だとすると、残りはわずか30回です。
30回しか旅行に行けないなんて、あまりにも少ないと思いませんか?
ですが、この数字はあくまで目安です。30回も行けない可能性も多いにありますよね。
そして年に1回することと言えばまだまだあります。
例えば、毎年、春に桜を見にお花見に行っていたとして、それは年に1回のことです。
10代の人ですら、あと70回もお花見はできないということになります。
人生はあと70年ほどあるというのにです。
そう考えると人生は長いようで短く、より日々を大切にしていかなければいけないと感じてきませんか?
残りの人生をどのように過ごしたらいいのか?と真剣に考えてみよう
では、残りの人生をどのように過ごせばいいのか、充実した人生にするには何から始めたらいいのか?についてお話していきましょう。
人生の後半戦を充実したものにするために、簡単にできることから始めませんか?
一度きりしかない人生。後悔せずに日々を充実させたいですよね。
そこで、まずやるべき事としておすすめしたいのがやりたい事のリストアップをすることです。
1.未来年表を作成して将来設計を明確にする
サラスの未来年表を使ってやりたいことをいつまでにやりたいのかを記録するのがおすすめです。
未来年の表を作るメリット
・人生の目的や目標が明確になる
・優先順位が明確になり、大切なことに時間をかけて使える
・やりたいことを実現するための行動計画が立てられる
・人生の節目で、計画の進捗を確認し、軌道修正ができる
未来年表には、仕事、家族、趣味、健康、財産管理など、あらゆる分野の計画を盛り込むことができます。
2.財産目録を作成して資産を可視化
サラスには財産目録を作成できる機能もあります。
財産目録を作成することでより確実な将来設計を立てることができるので合わせて作ってみてください。
財産目録を作るメリット
・資産状況の把握財産目録を作成することで、自分の資産状況を正確に把握することができます。
・資産運用の最適化 資産状況を把握することで、リスクの偏りや、不要な資産の発見、運用効率の改善などができます。
・財産目録は、相続対策を考える上で重要な資料となります。相続税の試算や、遺産分割の検討、生前贈与の判断などにとても役立ちます。
・生活設計の見直しにも使えます。資産状況を暫定化することで、老後資金の過不足や、ライフイベントに備えた資金計画など、今後の生活設計を考えるきっかけになります。
・サラスでは家族との情報共有ができるので財産目録を作成し、家族と共有することで、万が一の手続きがスムーズになります。相続手続きの効率化や、トラブル防止にも繋がって安心できます。
・保険の見直しにも使えます。財産目録に記入すれば改めて保険の適切性を見直せます。過剰な保障や、逆に不足している保障を発見することができるのでおすすめです。
まずは試しに作ってみてはいかがでしょうか。