
終活をする時に大事なことは、自分の死に関して「どのようにして欲しいか」という希望を伝えることです。
例えば、必ず訃報の連絡をして欲しい人はいますか?葬儀に必ず呼んで欲しい人はいますか?
あなたの希望を生前に示しておくことで、遺される家族は悔いなくあなたの希望に沿ったお見送りをすることができるでしょう。
万が一の時のために、家族・親戚・友人など周りの人々のために、自分の交友関係を名簿にしておくことをオススメします。
生前に名簿作成をしておくメリット
生前に親戚・友人・知人の名簿作成をしておくことで、自身の訃報や葬儀の連絡について、家族に希望を残しておくことができます。
自分自身のメリット
・自分が亡くなった時の連絡のヌケモレを防げる
・葬儀の規模や参列人数の希望を伝えることができる
・自分の死を知らせたくない人も記しておける
親戚や知人が遠方にお住まいだったりご高齢の場合、「訃報は知らせたいけれど、葬儀には呼ばずにおきたい」などということもあるでしょう。
そういった、あなただけが分かる意向や配慮も併せて記しておくとよいでしょう。
遺族のメリット
一方で、遺される家族にとっても、親戚・友人・知人の名簿は役立ちます。
・連絡先が分からなくて困ることがなくなる
・親戚と相談しながら葬儀や遺品整理の準備を進めやすくなる
・葬儀の参列者人数を見積もりやすい
・故人の希望に沿った葬儀を行えている実感が得やすい
遺された家族は、できるだけ故人の意向を汲んであげたいと思うものです。
あなたの意向が明確に名簿に記されていれば、悩んだり後悔をすることなく葬儀や供養を執り行うことができるでしょう。
名簿の作成手順
では、実際に名簿を作成する手順を解説いたします。
1.自分の交友関係を洗い出す
2.訃報を知らせたいか、葬儀に呼びたいか意向を決める
3.名簿の保管場所を決める
4. 保管場所を家族に知らせる
このような流れで親戚・友人・知人の名簿作成を行えば、ヌケモレなく自身の意向を残すことができるでしょう。
パソコンやスマートフォン、手書きのノートなど、自分がまとめやすい方法で構いません。
以下の手順に従って進めてみましょう。
自分の交友関係を洗い出す
リストアップするのは、親戚、友人、仕事の関係者、趣味の友人やお世話になっている人などです。
住所録、年賀状、携帯電話の連絡先、FacebookなSNSの友だちなどを見返して、忘れている人がいないか確認しましょう。
家族ぐるみの付き合いであれば、親戚や知人の配偶者や子供も名簿に加えます。
どのような関係性なのか分類を行う
自分以外の家族が見ても分かるように、どのような関係性の人物であるかを分類しましょう。
よくある分類は、親戚・友人・職場・趣味・ご近所などでしょう。
訃報を知らせたいか、葬儀に呼びたいか意向を決める
「必ず葬儀に呼んで欲しい」「葬儀は呼ばずにお知らせするだけでいい」など、あなたの意向を記しておきましょう。
名簿の保管場所を決める
名簿をまとめ終わったら、保管場所を決めてください。
ノートノートや手帳であれば、エンディングノートや貴重品などと一緒にしておくのがわかりやすいでしょう。
保管場所を家族に知らせる
せっかく名簿を残しても、いざという時に役立てなければ意味がありません。
名簿の存在と場所を、家族にしっかりと伝えてください。
パソコンやスマートフォンでまとめたデータであれば、家族と共有をしましょう。個人情報ですから、関係者以外に情報公開しないように注意してください。
終活用の名簿の書き方 テンプレート例
自分の死に際して、周りの人々への連絡をどのようにして欲しいかを伝えるためには、名前や電話番号だけでは不十分です。
重要なのは、あなたの意向や考えです。
下記の項目を参考に、名簿を整理してみてください。

親戚・友人・知人の名簿作成を始めてみよう
終活に向けた名簿作をするために、何か特別に用意するものはありません。
やると決めて、すぐに取り掛かってみませんか?
葬儀や供養で大事なのは「人」です。
大切な親族や知人に見送ってもらうために。そして、自分にとっても、周りの人にとっても悔いのないお別れをするために、連絡先の名簿を用意しておきましょう。