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高齢化社会が進行する中で必須となる、自身や家族の終末期医療や介護に関する事前の準備と対応策の検討

もしもあなたが介護が必要な状態になったり、余命が宣告された場合に、どのような医療や介護を望むかを考えたことはありますか? 

また、もしも家族や大切な人がそのような状態になった場合に、どのような医療や介護を行えばいいか、イメージすることができますか? 

高齢化社会が進むにつれ、介護や医療について悩む人が非常に増えています。 

人生の最後を後悔なく過ごすために、今「医療・介護の意思表示」をすることへの注目が高まっています。 

人生の終わり方を十分に話し合えなかった後悔 

高齢者の場合は、終末期医療や介護、看取り方など、本人・家族・医師やケアマネージャーによって、何らかの選択や判断をする機会がでてきます。 

身近な人が亡くなった時に、故人の気持ちを尊重できていたのだろうか、人生の最後のためにもっと何かできることがあったのでは、という後悔の気持ちを持つ人は少なくありません。 

厚生労働省が23,500名に調査した大規模なアンケートでは、「どうしていたら心残りがなかったか」という質問に対して、「あらかじめ身近で大切な人と人生の最終段階について話し合えていたら」という回答がもっとも多くありました。 

※平成29年度調査「人生の最終段階における医療に関する意識調査報告書」より 

そのほか、「大切な人の苦痛がもっと緩和されていたら」「望んだ場所で最後を迎えられていたら」といった後悔も聞かれます。 

人生の終わりに向けた過ごし方や、介護や医療について、本人や家族の希望を十分に汲み取ることが大事なのです。 

意思表示はなぜ必要?医療や介護が必要になった時に起こる問題 

万が一の時、医療や介護に対する自らの希望や意思表示がしっかりとできていなかった場合、2つの問題が起こり得ます。 

・自分の意思や希望に沿わない医療・介護が行われる 
・命や倫理に関わる難しい判断を家族に委ねる 

病状や認知症などによっては、意思表示や相談をすることが難しくなります。 
そのような状況下で、延命治療をどこまで行うかなど、本人に代わって命に関わる判断をすることは、家族にとって大きな心理的負担となります。 

あらかじめ医療・介護・ケアについて考える「人生会議」

人生会議」とは、もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のことです。 
アドバンス・ケア・プランニングとも呼ばれています。 

もしもの時について、家族間だけでなく、医療機関や介護ケアと連携する動きが広がっているのです。 

事前にできる準備|医療・介護の意思表示を示す方法

万が一に備えて事前に自分の希望を示すことができる、医療・介護の意思表示シートというものがあります。(意思表示カードや、事前指示書と呼ばれている場合もあります) 
下記のような項目について、書き留めておくことができるものです。 

・病名や余命の告知について 
・認知症や脳の障害などで自己判断ができなくなった場合について 
・終末期はどこでどのように過ごしたいか 
・延命治療のための医療行為について 
・最後を迎えるときに呼んでほしい人がいるか 

さまざまな地域の自治体で配布されいますので、お住まいの地域の役所や病院などで手にしてみてください。 
Webサイトからダウンロードすることもできます。 

自分の人生の終わりのことを考えるものとして「エンディングノート」が広く知られるようになりましたが、医療・介護の意思表示については、まだそこまで一般への認知が広がって以内のが実情です。 

家族や大切な人に負担をかけたくないという気持ちがある方は、ぜひ医療・介護の意思表示シートを持つことを考えてみてください。 

医療・介護の意思表示のポイント 

・人生の終わり方を十分な話し合えなかったことで後悔する人が多い 
・あらかじめ医療・介護・ケアについて考える「人生会議」の動きが広がっている 
・自治体で配布している「医療・介護の意思表示シート」で自分の希望を示すことができる 

自分や家族がよりよい人生を過ごすために、今からできることがあります。 
もしもの時にどうして欲しいと考えているのか、周りの人と少しずつ話しをしてみましょう。 

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