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もしものときに備えて、遺言書を作成しよう。簡単にできる遺言書の作成手順とは。

遺言書を作成するメリットとは 

皆様はもしものときに備えて遺言書を作成していますでしょうか。遺言書とは被相続人の最終的な意思表示を書き記した書類となります。遺言書を生前きちんと作成することで没後不要な相続トラブルを防ぐことができます。
例えば、遺言書を残していない場合、相続人同士で遺産分割協議をする必要があります。協議は相続人全員で行う必要があるため音信不通の人がいた場合、協議の開催自体にかなりの時間と手間がかかってしまいます。また、遺産分割協議書は最終的に相続人全員の署名捺印がなければ法的効力のある書類として扱われません。そのため、協議で全員を納得させる必要があり、意見の相違があるとなかなか進みません。
このようなトラブルを回避するためには、生前に遺言書をきちんと作成しておき、どの相続人にどの資産を相続するか決めておくことが重要となります。

遺言書の作成方法について

それでは、遺言書はどのように作成したら良いのでしょうか。
遺言書には三つの種類があります。自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言の三つです。今回は一番手間と時間のかからない自筆証書遺言の作成方法について紹介していきたいと思います。
自筆証書遺言を作る際はまず自身の所有財産を把握するところから始めましょう。把握後、誰にどの財産を相続させるか決めてから遺言書を作成します。作成のときは、法的効力を持たせるため全文自筆で作成しましょう。作成後最後に押印すれば完成という流れとなります。流れを見てもわかるように自筆証書遺言の作成自体は決して難しいものではありません。
しかし、作る上では雛形や何かしらの型があった方が作りやすいでしょう。インターネットで「遺言書 雛形」と検索すれば様々なテンプレートが出てきます。それらを活用すれば一から自分で作るより、作成は簡単になるでしょう。ただテンプレートだけでは、作成に不安を感じる方もいると思います。そのようなときにおすすめしたいのがオンライン相続支援サービス「サラス」の活用です。

オンライン相続支援サービス「サラス」とは

「サラス」はオンライン上で相続対策が完結することをコンセプトにして作られたサービスです。相続に必要な対策の全てがオンライン上でできるようになっています。
例えば、遺言書や信託契約の作成、財産目録、エンディングノートなど相続対策をする上で必要な機能が一通り揃っています。使い方もAIコンシェルジュに質問すれば丁寧に教えてくれるので、相続対策初心者の方でも安心です。
また、相続について一般的な理解を深めたい方はぜひ終活ナビを参考にしてください。あなたの理解を深めることのできる記事がそこにたくさんあるはずです。終活ナビは基本的に終活初心者へ向けて記事を書いているので専門知識がない人でもすらすら読み進めることができます。終活ナビを読んだ上で、「サラス」を活用すればあなたの相続対策は完璧なものとなるはずです。

※遺言書などの法的効力のある書類作成はオンラインで作成後、自筆でなぞって完成させる必要があります。 

「サラス」を使って、遺言書を作成する方法

実際に遺言書を作成する前に財産目録の登録をしっかり行いましょう。財産目録の登録については詳しい説明が他の記事で紹介してあります。ぜひ終活ナビで「財産目録」と検索してみてください。「サラス」で財産目録を作成する方法の詳しい記事が複数見つかるはずです。
財産目録登録後は実際の遺言書作成に移っていきましょう。
遺言書の登録はまず本人確認書類から始まります。メニュー画面から遺言書をタップしましょう。そうするとまずは本人確認資料の提出の画面に遷移するはずです。

①メニューから遺言書の作成をタップして本人確認書類の提出

※本人確認のためにはお名前や住所の記入が必要です。最後に実際記入いただいた情報と公的証明書の情報に相違ないか確認して完了です。基本的には、それぞれの項目で表示される案内に従えば特に迷うことなく進められるはずです。

②遺言書の作成

本人確認後は実際の遺言書作成に移ります。

※契約に進み、遺言書を作成する上で必要な情報を入れていきます。

※遺言執行者の指定画面ですが、こちらは特段設定する必要がありません。(遺言執行者とは、相続が遺言書通りに実行されるように必要な手続きを行う人のこと)相続人の中で相続に詳しい方などがいた場合頼むと良いでしょう。

③完成

必要な情報を入れていくだけで遺言書が簡単に作成できます。最終的には、こちらで作成した遺言書をコピーして上から自筆でなぞり完成となります。なぞるだけで一から作成しなくて良いので容易に作れます。

まとめ 

サラスのサービスをきちんと使えば財産を整理整頓して登録することができ、その財産をもとに遺言書の作成ができます。そして、それらを関係者にデータ共有することができます。万全な相続対策にはしっかりとした手順を踏む必要がありますが、そのやり方を丁寧にわかりやすく教えてくれるのが「サラス」のサービスの特徴です。早くから財産目録や遺言書の作成などを行うことは相続人にとって円滑な相続の助けとなります。今日では、相続対策を30代から始める人も少なくありません。早速今日から「サラス」に登録して、遺言書含め万全な相続対策を始めましょう。