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親戚・友人・知人の名簿作成は生前に必要?その必要性と作成手助けツールを紹介

・親戚・友人・知人の名簿作成はするべき?

・名簿はどんな時に役立つの?

・名簿作成を一から一人で行うのは時間もないし難しい

そのような疑問や悩みを抱えていませんか。この記事では、名簿作成がなぜ必要なのか、作成方法や手助けするツールを知ることができます。気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね。

親戚・友人・知人の名簿作成がなぜ必要か 

親戚・友人・知人の名簿作成をすると、遺族の手助けをすることができます。具体的にどのようなことに役立つのか説明していきましょう。

遺族が葬儀に呼ぶべき人を把握できる 

葬儀に誰を呼んでほしいか、その考えを伝えていないと遺族は思いつく限りの人に連絡しなければいけません。名簿があれば、連絡先を調べるなど手間が省けるほか、葬儀に参列する人数が把握できるため、遺族の手助けになります。

遺族が亡くなったことを故人の関係者に伝える時に役立つ 

古くからの友人や遠い親戚、お世話になった知人などは、遺族が把握しきれていないことが多いです。名簿に関係性や看取って欲しい人かどうかなど細かく記載していると、遺族がいつ誰に何を伝えれば良いかが分かり、手助けになります。

親戚・友人・知人の名簿作成をする時のポイント 

名簿作成をする時のポイントは2つあります。

・関係性別に整理して書く

・新しい情報を載せる

関係性別に整理して書く 

親戚や友人の中でも、深く関わった人や昔お世話になった人など関係性は様々だと思います。その関係性に基づいて整理して名簿を作成することで、家族に危篤状態の時に呼ぶべき人や葬儀の日時を伝えるかなどを残すことが可能です。

新しい情報を載せる 

名簿は作成した後も情報を更新していくことが大切です。住所や連絡先、結婚を機に苗字が変わるなど、名簿の情報に変更があると連絡がつかないといったトラブルがあるかもしれません。遺族のためにも新しい情報を載せるようにしましょう。

名簿に必要な項目 

名簿に必要な項目は以下の通りです。

①氏名や住所、連絡先などの個人情報

②関係性(会社・知人・古くからの友人など)

③いつ、何を知らせるか(葬儀に呼ぶか、書面での連絡のみで良いかなど)

終活におすすめ!エンディングノート 

名簿作成に役立つエンディングノートについてまとめました。終活に役立つアイテムなため、気になる方は参考にしてみてください。

エンディングノートとは? 

エンディングノートとは、名簿作成の他に残しておきたい思いなどを記すものです。若い頃から記載していくこともでき、「未来のノート」として今後どう生きていくかを考えるためにも役立ちます。市販のものは何を書けばよいのか明確なため、名簿作成の手助けになります。

エンディングノートに記載する内容 

エンディングノートに記載する情報は以下の通りです。

①自分の好きなものや趣味など基本情報

②年金手帳や携帯の契約情報など契約情報

③預貯金など財産

④親戚・友人・知人の名簿

⑤葬儀の方法など宗教関係の情報

⑥延命措置の必要があるかどうか

注意点 

注意点としては、自分の個人情報だけでなく他人の個人情報も記載されているため、管理方法や保管場所に十分に気をつけるということです。保管場所は家族しか分からないような場所にしておくなど、工夫しましょう。

市販のおすすめエンディングノート 

エンディングノートを一から作成するには、何を書けばよいのか分からないですよね。ここでは市販のおすすめエンディングノートを紹介します。

①書き方ガイド付きで初心者も安心の「もしもの時に役立つノート」 

特徴は、事例や記入のコツなどの書き方ガイドがあるということです。書くべき情報を効率よくまとめられるため、名簿作成はもちろん財産管理や自分の気持ちの整理にも役立つエンディングノートになっています。

②価格の安さとシンプルさが特徴の「もしもノート」 

価格が460円と安く、ページ数も36ページにまとめられているため、シンプルなエンディングノートを求める方におすすめです。

③100年カレンダーで長く使える「自分史年表+エンディングノート 令和版」 

若い頃から自分自身を見つめ、余生をどう過ごしていくか深く考えたい方におすすめです。

④パソコンからノートが作成できる「マイ・エンディングノート」

ノートの内容をデータで管理したい方におすすめで、Word・Excelでパソコンから入力ができます。

名簿作成は遺族の負担を減らすもの! 

名簿作成をしておくと、家族が晩年の過ごし方や葬儀の準備をどうするか判断しやすくなります。また、名簿作成を一から行うのが難しいと感じる方は、エンディングノートを利用してみましょう。