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老後に後悔したくない方へ「40代からの後悔しない時間の使い方」とは

40代になると、仕事が忙しく、プライベートも変化していくため、慌ただしく日々が過ぎていってしまう人も多いのではないでしょうか。 
そこで、本記事では、「40代からの後悔しない時間の使い方」を紹介していきます。「老後に後悔したくない」という方は、ぜひ参考にしてください。 

40代は、人生の折り返しに向かう年代 

人生100年時代と言われる現代。40代は、人生の折り返しに向かう年代です。 
仕事の面では、中間管理職に就く人が多くなり、裁量が大きくなる一方、マネジメントに力を尽くす必要があります。成果を出すために上司や取引先との調整に追われたり、部下の指導や教育に時間を割かれたりするなど、これまでとは違ったスキルを求められるのが、40代の特徴です。 
また、プライベートでは、育児から子育てへと移行し、少し時間ができることから、自分またはパートナーが職場に復帰する人も出てきます。そのため、30代までとは生活が変化する人が多くなり、時間に追われてしまうことも少なくありません。 
仕事やプライベートに忙殺されないためにも、時間の使い方を考えておくことは重要です。 

絶対にやりたいことをあげてみよう 

時間の使い方を考える上で重要なことは、何に時間を使うか決めることです。時間は有限のため、何かを行なう時間は、別の何かは行えなくなります。 
後悔しない時間の使い方をするためには、絶対にやりたいことに時間を使い、やらなくてもいいことには、できるだけ時間を使わないようにしましょう。 
もし、自分のやりたいことがわからない場合は、「バケットリスト」を作るのがおすすめです。 
バケットリストとは、死ぬまでにしたい100のことを書き留めるノートのこと。自分のやりたいことをすべて書き出し、書き出したものを消化していきます。やりたいことは100個より多くても少なくてもOK。後から追加しても大丈夫です。 
バケットリストに書き出すことで、自分のやりたいことが明確になるため、やりたいことに時間を使えるようになります。書き出しておくことで、やり残しを減らせるため、後悔を減らすことも可能です。 
もし、やりたいことが多すぎる場合は、優先順位を付けましょう。やりたいことだからといって、すべてをやろうとすると、すべてが中途半端になる恐れがあります。 
中途半端にバランスを取ろうとするより、自分にとって重要なことを決め、しっかりやり切るようにするほうが、後悔が少なくなるのではないかと思います。 

ライフステージごとに人生を計画しよう 

自分のやりたいことを把握できたら、やりたいことを達成できるように、計画を立てましょう。 
やりたいことによって必要なお金や時間が違いますし、ライフステージによって使えるお金や時間が違います。 
たとえば、40代はお金の支出がピークとなる方が多く、仕事もプライベートも忙しい時期になります。ですが、忙しさに流されたまま、日々を過ごしてしまい、晩年に後悔してしまう人は少なくありません。 
そのため、40代のうちに、バケットリストを作成するなど、しっかり計画を立てておくのがおすすめです。 
50代になると、子どもが手を離れる時期となり、時間に余裕ができる人が増えます。仕事の面でも、最も収入が高く、経済的にも余裕がある時期です。 
そのため、50代のうちから、本格的に定年後の準備を進めるのがおすすめ。やりたいことが少ない場合は、興味のあることにチャレンジしてみるのもいいでしょう。 
また、定年退職後を見据えて、会社以外の人間関係にも目を向けるのもおすすめです。退職後に、自分の居場所がなくなり、孤立してしまう人は少なくありません。退職後からだと、上手く人間関係を作れなかった場合に悩みを深めてしまいます。 
50代で仕事をしているうちからであれば、時間も気持ちも余裕を持って、会社以外の人間関係を築くことが可能です。趣味で友人を作ったり、昔の友人に連絡を取ってみたりしてみましょう。 
60代以降になると、労働時間が短くなったり、退職したりする人が増えてきます。時間を持て余さないよう、事前に計画したやりたいことを進めていきましょう。いきなりできた膨大な時間を持て余してしまうようなら、一週間の時間割を決めて、生活のリズムを作ることから始めるのもおすすめです。 
家族や友人、やりたいことに時間をかけて、充実した時間を過ごしましょう。