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亡くなった大切な人の遺品を整理する際の困難と対処法、そして適切な処理方法を詳しく解説したガイドブック

人生を歩んでいる間に、大切な人が亡くなってしまう場面もあると思います。

それは、ご家族やご親族であったりすることもあるでしょう。

また、葬儀の段取り等を含めた各種手続きなどが完了してホッとしていると故人が残した遺品についてどのようにすべきか悩むこともあるのではないでしょうか。

本記事では、遺品整理を失敗しないためのコツも含めて詳しくご説明したいと思います。

遺品整理とは

遺品整理とは、故人が生前において使用していた物などを整理することです。

故人が日々を過ごすにあたって使用していた物や、親族のことを思って残した遺産なども含まれます。遺品とは、故人に関する全てのものが該当するのです。

遺品整理は、故人が愛着を持って使用していた物などを整理しますので、遺品整理をする身内は故人のことを強く思い出してしまい哀しい気持ちになってしまうでしょう。しかし、遺品をずっとそのままにしておくと、それらを目にする度に故人のことを強く思い出してしまいますので、残された者はずっと引きずった気持ちのまま生活を続けなければならなくなってしまいます。遺品整理しているときは悲しい気持ちに包まれますが、故人が愛着を持って使用していた物を整理することによって、残された者の気持ちの整理にもつながるのです。そのため、前向きな気持ちにすることも含めて遺品整理はとても大切な作業であると言えるでしょう。

遺品整理の手順とは

遺品整理を行うにあたり、無闇に手を付けてはいけません。

どのような手順で進めるべきかを事前に把握してから行うことによって、適切に遺品を整理することができるのです。

大きく手順を分類すると、次のとおりです。

1.遺言書やエンディングノートの有無の確認

2.遺産相続or放棄を検討する

3.遺品の捜索と分類(仕分け)

4.遺品の処分

まずは、故人が生前において自身が亡くなった後にどのようにして欲しいのかを記した遺言書やエンディングノートの有無を確認しましょう。残しているものの形によっては法的拘束力が発生するケースもありますので、注意が必要です。

また、遺産についても配慮が必要です。遺産整理を始めてしまうと、遺産相続を前提とした作業として見なされてしまいます。遺産放棄する場合は、遺産整理をしてはいけません。

遺品は目につきやすいところに置かれているものと、あまり人目に触れさせたくないものについては隠されているケースもあります。遺品の捜索が完了したら、手元に残しておくもの・処分するもの・形見として大切に保管するものなどに分類するようにしましょう。

最後に処分する遺品は適切に処理することで遺品整理は完了します。

上述した内容を踏まえて、遺品整理を進めて頂きたいと思います。

遺品整理を失敗しないコツとは

遺品整理を失敗しないためのコツは次のとおりです。

1.親族とトラブルを起こさない

遺品整理の際、特に金品についてはトラブルにつながる可能性が高くなっています。そのため、遺品整理は一人で行うのではなく相続人全員で行うようにしましょう。

2.手続き書類の準備

遺品の中には、諸手続きを行う際の期日が定められている場合があります。期日内に処理するためにも、書類が必要な物については早めに準備するようにしましょう。

遺品整理を上手く進めましょう

ここまで、遺品整理についてご説明させて頂きました。

故人の遺品を整理することは労力も必要であり気持ちも悲しいものとなってしまうため大変ですが、そのまま放置して置くことの方が故人にとっても良くないことではないでしょうか。

そのため、スムーズに遺品整理を行うためにも上述した内容を参考として進めて頂きたいと思います。

今後、遺品整理をする方にとって本記事が少しでも一助となったのであれば幸いです。